Track List
01. 栄光なる勝利を「海原越えて」
02. その背、私に預け。「砲雷撃戦、始め!」
03. 霧中ノ戦「決戦!鉄底海峡を抜けて!」
04. 雪桜に見ゆ「鎮守府母港のテーマ」
Vocals/Lyrics/Illustration: 普透明度 (√8 BEAT)
Guitar/Bass: pizuya (Pizuya’s Cell)
Key/Strings: godwood (Pizuya’s Cell)
Drums: hellnian (石鹸屋), もやしん
Arrange: Pizuya’s Cell
Guitar Re-amp: 鷹 (CROW’SCLAW)
Mix/Master: Seki (Chaoscillation Studio)
Design/Layout: 九重遊葉 (九葉書蔵)
Illustration: 御影獏 (夢見ごこち), 平沢悠 Gods A Ghos
栄光なる勝利を「海原越えて」
Arrange: Pizuya’s Cell
Lyrics/Vocals: 普透明度
浮き沈みを繰り返す漣に隠れ
細切れの灰はただ上辺をゆらゆらと揺れる
一度吐いた溜め息を波間に捨て去り
水蒸気に覆われたその姿じりじり歪む
心を落ち着けて 照準を定めれば
雷の咆哮する響にリズムを合わせ
硝煙を立ち上げて 円弾飛びかわして
誰よりも速く 強く あの陽炎の待つ場所へ
浮き沈みを繰り返す漣に隠れ
細切れの灰はただ上辺をゆらゆらと揺れる
一度吐いた溜め息を波間に捨て去り
水蒸気に覆われたその姿じりじり歪む
静けさを取り戻した海原を覆う
頭上に広がった叢雲が時雨を引き連れ
霞がかる視界に嗅覚を凝らした
もう すぐそこまで迫り来る気配に耳を澄ます
今こそ迎え撃つ 瞬間を捕えて
背中を押す涼風を味方に付けて構える
海上を駆け抜けて 飛沫舞い上がらせて
この果てしない航路のその先へまだ行けるはず
心を落ち着けて 照準を定めれば
雷の咆哮する響にリズムを合わせ
硝煙を立ち上げて 円弾飛びかわして
誰よりも速く 強く あの陽炎の待つ
果てしない航路のその先へまだ行けるはず
その背、私に預け。「砲雷撃戦、始め!」
Arrange: Pizuya’s Cell
Lyrics/Vocals: 普透明度
明ける宵闇に別れを告げて
今 烈火の風巻き起こし射止める
霧に潜む魔を引き摺り出して
この 磨き上げた爪の味を刻んでく
目の前の地図がアカイロに染む前に
駆けろ! 畏れなど切り捨て
越えろ! 少しでも遠くへ
Don’t let me cry 一人でも
Don’t let you lost 離さない
後を振り向かずに光る方へ
Just take the win
Never feel you gonna be breakaway
I’ll crush more anybody else try killing me
Don’t let you go to the deepest place
Don’t let me dream of you will be lost
I can’t believe the freely ideal
捨てはしない 俯きはしない
諦めはしない この手にするまで 輝く未来を――
駆けろ! 叫ぶ声響かせ
越えろ! 振りかざすクロガネ
Don’t let me cry 誰一人
Don’t let you lost 残さない
必ずあの場所へ導くから
Just take the win
Never feel you gonna be breakaway
I’ll crush more anybody else try killing me
Don’t let you go to the deepest place
Don’t let me dream of you will be lost
I can’t believe the freely ideal
捨てはしない 裏切りはしない
後悔はしない また進めばいい 明日への航路を――
霧中ノ戦「決戦!鉄底海峡を抜けて!」
Arrange: Pizuya’s Cell
Lyrics/Vocals: 普透明度
「皆、共にいざ行こうか」 朝焼けの光 眼差しを向けて
まだ 手は震えるけど 覚悟決めたなら 境界を目指そう
絡む焦燥に 逸る鼓動 握りしめた手 滲む汗流し
軋む肩 背負う身を 傾けたまえ 朧に浮く火を
荒れる潮が 牙を向き 嗤い立てても
まだ沈まぬ 水平線に希望を刻むまで
思い出は満ち溢れて 昨日までのこと ちゃんと把握してる
失くした物あるけど 後戻りはしない 前だけを見せて
疼く古傷に染みる風 見せ付けられる戦力差
かかる呼びかけに意識を保つ 気を抜けば引き摺り込まれる
大嵐が 細い腕 飲み込んでゆく
贖いの音 刺し違えてでも撃ち沈めよ
荒れる潮が 牙を向き 嗤い立てても
まだ沈まぬ 水平線に希望を刻むまで
目を閉じて 背後を感じ 微かでも耳に届く声
朦朧とする視界には 神風の背
嗚呼 もう奔れる 痺れた手を再び構えた
荒れる潮が 牙を向き 嗤い立てても
まだ沈まぬ 水平線に希望を刻むまで
雪桜に見ゆ「鎮守府母港のテーマ」
Arrange: Pizuya’s Cell
Lyrics/Vocals: 普透明度
囁く波風身に受けて 君想ふ夜月の
刹那さ散り行けば ただ悔い残る
御影を追う霧の纏を 振り切れずいるから
君はまた笑うね 寒い夜の日に
道行く人の様相見て 季節を知った
肌を冷やす霜月が 近付いてくる頃
現の時は瞬く間に 過ぎてゆくのに
私の居るここは未だ 動くことは無い
さざめく囲炉裏の歌声は 子守唄の調べ
弾ける幼い火 眺め落ちてく
夜空を舞い散る粉雪が 桜みたいだから
いつかの約束を 思い返すよ
目まぐるしく変わってく陽の角度を辿る
消えた街路樹の枯葉 記憶には残らず
色とりどりの光の粒 とても綺麗で
少し口惜しい心が 軋む音たてた
燃える歴史の中で 一つだけその真 知れるのなら
巡り続ける花の色は 追憶の幻
懐かしの香りを 置き去りにして
夜風に手を引かれる雪が 桜みたいだから
また君と出逢うよ 水面の裏で