[ENS-0004] EastNewSound – Lucent Wish the 3rd new sound

ENS-0004Track List
01. Black Lotus / Crouka / cao. / リツカ / 東方花映塚 / フラワリングナイト
02. miss illusion / Izu / くまりす / Tsubaki / 東方緋想天 / 有頂天変~Wonderful Heaven
03. 風導星歌、黎明ノ景 / Crouka / いずみん / nayuta / 東方風神録 / 少女が見た日本の原風景
04. 紅 6.0 Records (ver 0.1) / raku / cao. / Tsubaki / 東方永夜抄 / 千年幻想郷~History of the Moon
05. steel wear / raku / くまりす / Cryu / 東方紅魔郷 / 魔法少女達の百年祭
06. undefined songs / Izu / くまりす / ほたる / 東方星蓮船 / 春の湊に
07. Black Butterfly / 黒鳥 / くまりす / ゆき / 東方紅魔郷 / メイドと血の懐中時計
08. Missing Sorrow / すみじゅん / いずみん / 東方風神録 / ネイティブフェイス
09. Proof of River / Crouka / cao. / ほたる / 東方風神録 / 芥川龍之介の河童
10. Lucent Wish / 黒鳥 / いずみん / 茶太 / 東方風神録 / 神さびた古戦場
11. 片月下円舞曲 / raku / いずみん / 前菜 / 東方地霊殿 / 少女さとり~3rd eye
12. One Day’s Memory / 黒鳥 / cao. / リツカ / 東方永夜抄 / ヴォヤージュ1969

Produced by EastNewSound
Original Author: ZUN

Vocals: 茶太 nayuta いずみん Tsubaki リツカ ほたる Cryu 前菜 ゆき [東方歌宴郷]
Arrange: 黒鳥 Crouka Izu raku すみじゅん [Halozy]
Lyrics: いずみん cao. くまりす

Illustrator: ハニュー
Art Direction/Designer: cao. [*PetitBrain]
CI Designer: LMY


Black Lotus
Arrange: Crouka
Lyrics: cao.
Vocals: リツカ

匣はこに眠ねむるは 罪つみの守人もりびと
憂うれう月夜つきよに 悠久ゆうきゅうの闇やみ
眠ねむる彼方あなたに 触ふれているでしょ
尽つきた躯むくろに 奏かなでる輪舞曲ロンド

誰だれも皆みな 哀あいを叫さけび
悲嘆ひたんの台詞せりふ 交差こうさする
仕つかえる 一輪いちりんの華はなよ
空からの瞳ひとみ 立たち尽つくした

指ゆび触ふれる 黒くろいロータスを
浮うかべるは 銀ぎんの小皿こざら
砕くだかれた四肢ししを 曝さらしたら
還かえり咲ざくは 世界せかいなんだ

麗うるわしく 染そまる円卓えんたくは
二人ふたりだけの 劇場げきじょうへと
擦すれ違ちがい 惹ひかれ奪うばわれる
枯かれる物ものの 世界せかいなんだと

今いまは 孤独こどくを
救すくいし 華はなを咲さかそう

生せいに纏まといし 民たみの礎いしずえ
荒あれた古城こじょうの 埃ほこりと同おなじ
何なにに縛しばられ 何なにを彷徨さまよう
届とどかない声こえ 終お焉わり告つげよう

誰だれもが皆みな 愴いたみを写うつし
無数むすうの悪夢ゆめ 毒どくを食くらう
少女しょうじょが視みる エデンの地ちは
刻きざまれ逝ゆく 輪廻りんねの嘘うそ

甘あまい果実かじつを 並ならべた食卓ディナー
十六夜いざよいの 幻まぼろしへと
視覚しかく聴覚ちょうかく 捕とらわれたら
薫かおりだけ 懐なつかしくなる

零こぼれ落おちる 言葉スープの欠片かけら
華々はなばなしく 散ちって逝ゆくよ
味覚みかく幻覚げんかく 痺しびれ崩くずれ
躯からだ疼うずき 冥府めいふに落おちる

眠ねむりの 森もりへと
下おろして 華はなを弔とむらう

指ゆび触ふれる 黒くろいロータスを
浮うかべるは 銀ぎんの小皿こざら
砕くだかれた四肢ししを 曝さらしたら
還かえり咲ざくは 世界せかいなんだ

麗うるわしく 染そまる円卓えんたくは
二人ふたりだけの 劇場げきじょうへと
擦すれ違ちがい 惹ひかれ奪うばわれる
枯かれる物ものの 世界せかいなんだ

指ゆび触ふれる 黒くろいロータスの
花はなびら取とり そっとキスを
紅あかい果実かじつ 蜜みつ嘗なめづって
甘美かんびに狂くる 世界せかいなんだ

繋つなぐ掌てのひら そっと浮うかべ
混まざりあい 暗あんへ変かわる
愛いとしさ-痛いたみ 誓ちかい-破やぶり
紡つむがれざる 世界せかいなんだと

今いまは その手てに
生いきとし 華はなを送おくろう


miss illusion
Arrange: Izu
Lyrics: くまりす
Vocals: Tsubaki

触ふれる窓まどに滲にじむ 冷つめたい朝露あさつゆ
なぞる指ゆびで描えがく 歪ひずんだ願ねがい
震ふるえ揺ゆれる木この葉は 舞まい散ちる色彩しきさい
流ながれ落おちる砂すなに 遊あそばれて

霞かすんだ 目めで見みていた
暗くらい 誓ちかい
淡あわい 期待きたい
遮さえぎる布ぬのきれ

色いろを変かえる景色けしき 忘わすれ去さる憂うれい
終焉しゅうえんの足音あしおと 来こない待まち人びと
触さわる砂すなの重おもさ 次第しだいになくなり
欠かける月つきの影かげに 残のこされていた

白黒しろくろの 目めで見みていた
深ふかい 思おもい
白しろい 願ねがい
暗闇くらやみの奥おくへ

何度なんども繰くり返かえし 這はい上あがる階段かいだん
落おちてきた宝石ほうせき 昔むかし見みた石いし
拾ひろい上あげる指ゆびに すり抜ぬける翼つばさが
何時いつか私わたしの背せに あると信しんじて


風導ふうどう星歌せいか、黎明れいめいノ景けい
Arrange: Crouka
Lyrics: いずみん
Vocals: nayuta

沈しずむ朱あけの陽ひが
胸むねを締しめ付つけて
抑おさえ切きれずただ
奔はしり出だす

風かぜに舞まう
緋色ひいろの音ねに眼めを 閉とじる
さざめく夜よるに溶とけ出だした
葉はに身体からだ投なげ

星空ほしぞらには遠とおくても
奇跡きせきになら近ちかくて
願ねがいはただ遠とおくて
奇跡きせきはすぐ近ちかくて

願ねがう星ほしに叶かなえる風かぜ
 秋空あきぞらに願ねがいを込こめ 祈いのっていた小ちいさな夢ゆめ
三月みづき遠とおくの天あまの川がわ
 例たとえ天あまが凪なぎとしても それでも願ねがうよ
短冊たんざく空そらに舞まい上あげて
 夜空よぞらに咲さく星ほしへ届とどけ 届とどくはずが無ないとしても
ただ願ねがっていた
 風かぜならば届とどけてくれる 奇跡きせきが起おきる

星ほしの降ふる
夜空よぞら仰あおぐ眼め 霞かすむ
陽炎かげろう振ふり払はらう袖そでは
雨あめに濡ぬれてた

星空ほしぞらには届とどかずに
奇跡きせきになら届とどいて

願ねがいはただ届とどかず
奇跡きせきはもうこの手てに

朱雀すざく舞まう夜よ願ねがい込こめて
祈いのっていた小ちいさな夢ゆめ
羽根はね広ひろげ飛とび立たつ空そらを
赤あかく染そめ行ゆく

夜空よぞらに咲さく星ほしへ届とどけ
届とどくはずが無ないとしても
風かぜは舞まい 届とどけてくれる
奇跡きせきが起おこる

願ねがう星ほしに叶かなえる風かぜ
 秋空あきぞらに願ねがいを込こめ 祈いのっていた小ちいさな夢ゆめ
遠とおく遠とおくの銀ぎんの河かわ
 例たとえ天あまが凪なぎとしても それでも願ねがうよ
煌きらめく想おもい届とどき咲さけ
 夜空よぞらに咲さく星ほしへ届とどけ 届とどくはずが無ないとしても
ああ叶かなえたくて
 風かぜならば届とどけてくれる 奇跡きせきが起おきる

叶かなって…

星ほしに届とどき叶かなえる風かぜ
 凪空なぎぞらに願ねがいを込こめ 祈いのっていた小ちいさな夢ゆめを
奇跡きせきで叶かなわない奇跡きせき
 胸むね焦こがした一ひとつの夢ゆめ 風かぜは応こたえる
儚はかなく透明とうめいな願ねがい
 夜空よぞらに咲さく星ほしへ届とどく 願ねがいが儚はかないとしても
ただ繰くり返かえした
 風かぜが届とどけ叶かなえ咲さいた 奇跡きせきが起おこる

―――風導ふうどう星歌せいか、黎明れいめいノ景けい


紅あか 6.0 Records (ver 0.1)
Arrange: raku
Lyrics: cao.
Vocals: Tsubaki

「紅色あかいろのインクは、すぐ近ちかくにある」と
悲かなしげな笑えみ浮うかべ 1→2.3つぎの ページを捲めくる
遡さかのぼれないから 幽かすかなもの縋すがる
地上ちじょうにつながれた 生せいを成なす糧かてたちよ

羽はばたく鳥とりには なんと滑稽こっけいなことでしょう
かごの中なかの鳥とりは 世界せかいなど知しらないでしょう

こんな物語もの 私わたしの落書きメ モ以下いか
なぜ人ひとは信しんじるのか 100%たしかな ことなんてないのに

繰くり返かえすヒストリー ノアを求もとむ子こらよ
何なんの成長せいちょうなく 紅あかと黒くろの旗はたを見みる
書かき換かえられる暦こよみ 私わたしは覚おぼえてる
悲かなしげな笑えみ浮うかべ 2.3→4.5つぎの ページを捲めくる

時ときを越こえ また巡めぐり会あっても
貴方あなたがなくなっても 私わたしが記録きろくを続つづける

「紅色あかいろのインクは、もう遠とおくにある」と
微笑ほほえみよ涙なみだなれ 6つぎの ページを捲めくる
この地ちから見み送おくる 無限むげんのストーリー
遠とおく光ひかり逝ゆこう この時空じくうの星達ほしたちよ

6ろくの手記しゅきを描えがき 此この十字じゅうじよ記憶きおくなれ


steel wear
Arrange: raku
Lyrics: くまりす
Vocals: Cryu

紙かみに書かいたラフ画が
踊おどりだす夜よるの闇やみ
一人ひとり空そらを楽たのしげに
遠とおくへと飛とび立たつ

騒さわぎ出だした森もりに
崩くずれだす日常にちじょうの
リズム刻きざむ振子ふりこ時計どけい
合あわせて狂くるいだす

囁ささやく人ひとの声こえに
囁ささやく人ひとの歌声うたごえに
囁ささやく人ひとの耳みみに
一人ひとりじゃないと呟つぶやいた

何度なんどでも

ゆらゆら揺ゆれていた
儚はかない夢ゆめの音ねに
忘わすれていた輝かがやいた
あの頃ころの顔かお

一人ひとり部屋へやの隅すみに
座すわり込こむ人形にんぎょうを
抱かかえ布団ふとんへと向むかう
変かわらない毎日まいにち

軋きしむ床ゆかの音おとに
驚おどろいて目めを覚さます
隙間すきま覗のぞく猫ねこの顔かお
悲かなしく微ほほ笑えんだ

呟つぶやく猫ねこの声こえに
呟つぶやく猫ねこの歌声うたごえに
呟つぶやく猫ねこの耳みみが
怖こわくないと強つよがった

震ふるえてる

歩あるく道みちの上うえに
転ころがるガラス玉だま
拾ひろい上あげた
その先さきを考かんがえないで

開ひらくドアの先さきに
写うつりこむ日ひの光ひかり
温あたたかくて優やさしくて
空そらへと手てを伸のばす

ゆるやかに流ながれる
永遠えいえんに身みを任まかせ
時ときの音色ねいろを奏かなでて
落おちていく木この葉はを

ひらひらと眺ながめる
色いろを生うむ傘かさ回まわし
何度なんどでも繰くり返かえして
夢ゆめの中なか彷徨さまよう


undefined songs
Arrange: Izu
Lyrics: くまりす
Vocals: ほたる

ゆらゆら 揺ゆれてる
きらきら 輝かがやいて
見みかけた 儚はかない
夢ゆめだって言いわせて

期待きたいを右腕みぎうでに
降おり立たつあの地ちへと
掴つかんだ 左手ひだりて
迎むかえ撃うつ未来みらいへと

無なくしたものの 名前なまえを忘わすれ
見み上あげた空そらに 問といかけた
「私わたしは何処どこにあるのでしょうか?」
失なくした耳みみじゃ聞きこえない

ひらひら舞まいおりた
じわじわ消きえ去さった
指先ゆびさき 凍こごえて
まっ白しろに消きえてゆく

木立こだちの喧噪けんそうに
囁ささやく人ひとたちの
薄うすまる影かげから
溶とけてゆく色いろが

拾ひろったモノに 名前なまえを付つけて
私わたしの意味いみを 探さがしてる

叩たたいてみた 壊こわれたテレビ
砂嵐すなあらしに ときめいて
ふれる指ゆびに ジワリと響ひびく
広ひろい部屋へや 歪ひずむ音おと

無なくして気きがついた
忘わすれたものの名なを
拾ひろって忘わすれた
無なくしたものの名なを

歪ゆがんだ世界せかいを
繰くり返かえす私わたしの
囁ささやく木立こだちの雑音ざつおんが消きえるまで


Black Butterfly
Arrange: 黒鳥こくちょう
Lyrics: くまりす
Vocals: ゆき

囁ささやく期待きたいと 儚はかない願ねがいは
輝かがやき無なくすと 知しってた
月夜つきよが写うつした 歪いびつな砂場すなばに
置おき忘わすれてきた 白しろい花はな

僅わずかな願ねがいも 記憶きおくの彼方かなたへ
触ふれることさえも できない
輪廻りんねを見みつめた 天使てんしの真似まねごと
汚よごれた羽はねでは おままごと

蒼あおい屋敷やしきの中なか 見みえる光ひかりに遊あそばれ
落おちる奈落ならくの穴あな 伸のばす腕うでに絡からむ棘とげ
誰だれも聞きかないのに 叫さけび助たすけを求もとめた
闇やみを切きり裂さくため 握にぎる罪つみの刃はを

歌声うたごえ無なくした 小鳥ことりの羽はねなら
誰だれかが私わたしに 気き付づくの?
時間じかんを止とめても 動うごき続つづけてる
黒くろくて澱よどんだ 水面すいめんに

足あしを巣す食くわれて 一人ひとり残のこされて
私わたしの秒針びょうしんは 動うごかず
誰だれもが忘わすれた 夢ゆめの片隅かたすみに
死しぬことさえもが 叶かなわない

光ひかり無なくした目めに ひらり触ふれる蒼あおい髪かみ
冷さめたリノリウムと 頬ほほを撫なでる白しろい指ゆび

動うごき始はじめた針はり 絡からむ指ゆびに身みを任まかせ
加速かそくする光ひかりに 煽あおる邪神じゃしんの黒くろい羽はね
進すすむ大海だいかいへと 握にぎる指ゆびに強つよき刃はを
孕はらむ不安ふあんさえも 抱かかえ空そら高たかく


Missing Sorrow
Arrange: すみじゅん
Lyrics/Vocals: いずみん

嘲あざける暗夜あんやに荒あれ果はてた空そらを睨にらむ
雨あめに濡ぬれ悪夢あくむに泣なくイドの底そこで
赤あか錆さびた秋あきに散ちるる葉はは憐あわれむように
頬ほほ撫なでては傷きず抉えぐられて叫さけんだ

蔦つたに錆さび付つくリングは
誰だれかと交かわした約束やくそくで
失うしなわれてた記憶きおくと
失うしなわれていった誰だれかの言葉ことば

想おもい馳はせ理由わけも無なく
流ながす涙なみだは風かぜに消きえた

陽炎かげろうに浮うかぶ過去かこの名なを思おもい出だした
壁かべを蹴けり空そらへ叫さけぶイドの底そこで
掲かかげたこの手てに絡からみ付つく枯かれた蔦つたは
彼かの日ひから刻きざまれていった影かげ模様もよう

風かぜに溶とけ出だすリングは
誰だれかが求もとめたこの場所ばしょへ
叶かなえられてた約束やくそく
時ときに消きえていった誰だれかの言葉ことば

願ねがい事ごと忘わすれ去さり
意味いみも亡なく目めを閉とじて願ねがう

追憶ついおくは霧きりに阻はばまれて色いろを亡なくす
ただ残のこる呪のろいと渇望かつぼうに叫さけんだ

“Craving”
誰だれの声こえも聴きこえない 狭せまい部屋へやは
奪うばわれ縋すがり付ついたイドの底そこで

“Craving”
霞かすむ空そらに手てを伸のばし掴つかめなくて
遠とおざかり雲くもが遮さえぎったあの場所ばしょを


Proof of River
Arrange: Crouka
Lyrics: cao.
Vocals: ほたる

水辺みずべに浮うかぶ光ひかりを[眺ながめてた]
何なにかが変かわるのかと
ずっと思おもってた

それは子供こどものままごと
ただ切せつなく、でも、大事だいじだったんだ

チクタク流ながれる時ときに
逆さからうことなく流ながれて
落おち葉ばは絡からみ交まざって
水みずは静しずかに解ほどけ合あう

出で会あったことは偶然ぐうぜんだけれども
とても願ねがっていたんだ
ぬくもり感かんじる手てに
「また会あいたいよ」

いろんなことを、聞ききたいな
臆病おくびょうだから、言葉ことばにできない

石いしころ投なげのように[一人ひとり遊戯ゆうぎ]
ずっと放ほうり続つづける日々ひびが、過すぎ去さって行ゆき

其それが何なんになるかなど
わからず続つづけて、救すくわれたんだ

クルクル巡めぐる流ながれに
翻弄ほんろうされる石いしころは

君きみと繋つながったことが
とてもとても嬉うれしかった

季節きせつはただ移うつるけれど
ごめんね、ココで会あえた
君きみのコトがいつまでも残のこったままで

あの時ときをモノマネする
川かわに映うつる、自分じぶん見みて、泣なきたい

この記憶きおくと生いきる

今いまでも君きみのことはずっと覚おぼえているよ
あの時とき話はなした言葉ことばすべて忘わすれない

私わたしは此処ここでしか生いきては、いけないから
また会あうから、此処ここで独ひとりきり待まち続つづけて

愛あいも優ゆうも人ひとも妖ようも、この水面みなもには
鏡かがみ写うつすように、光ひかって、詰つまっているから

川かわの水みずにとり、一羽いちわはばたいて往ゆき
「さようなら」の言葉コール


Lucent Wish
Arrange: 黒鳥こくちょう
Lyrics: いずみん
Vocals: 茶太ちゃた

たったひとつ気きが付ついた
わたしの在ある理由りゆう
きみが消きえて仕し舞まわぬよう
きっと叶かなえるために在ある

時ときの音色ねいろは 無情むじょうに巡めぐり
錆さび付ついた 針はり動うごかし続つづける
廻めぐれば謳うたを 忘わすれる人ひとは
目めを殺そがれ 彷徨さまよう屍しかばね

斜陽しゃように啼ないた 鳥とりは堕おち逝ゆく
焼やけ落おちる 穢けがれた漆うるし羽根ばね
雲間くもまの月つきを 仰あおがず奔はしる
虚道こどうには 終着地しゅうちゃくちは亡ない

瑕疵かし無なき丘おか立たつ 侘わびしい社がらんは
 私わたしはただ この場所ばしょで
宵月よいづき映うつした 神かみ錆さびた場所ばしょ
 手てを繋つないで 君きみと居いたかった

“Lucent my wish”

信しんじた在あり処か棄すてれば
 透明とうめいな
仄ほの昏ぐらい夜よるが明あけると気き付づいた
 願ねがいはただ
視み得え無ない明日あすを睨にらみ
 染そまり行ゆく
東雲しののめへ奔はしる
 元もとの色いろも忘わすれ

真澄ますみの鏡かがみ染そめる朱あけの葉は
赤あか錆さびた葉はが秋あきを深ふかめる
八十神やそがみ仰あおぐ緋色ひいろノ杜もりの
頂いただきに響ひびく嗤わらい声ごえ

瑕疵かし無なき山やま立たつ 華はなやぐ社がらんは
 私わたしはただ この場所ばしょで
秋空あきぞら映うつした 神かみ錆さびた場所ばしょ
 手てを繋つないで 君きみと居いたかった

“Lucent my wish”

透明とうめいな願ねがいは染そまり
 透明とうめいな
仄ほの昏ぐらい夜よるの帳とばりがまた来くる
 願ねがいはただ
視み得え無ない空そらを呪のろい
 染そまり行ゆく
虚道こどうに墜おちて逝ゆく
 元もとの色いろも忘わすれ

瑕疵かし亡なく聳そびえる 九天くてんの社がらんは
 私わたしはただ この場所ばしょで
心こころを映うつした 神かみ錆さびた場所ばしょ
 手てを繋つないで 君きみと居いたかった

“Lucent my wish”

儚はかない願ねがいの錆さびた
 透明とうめいな
仄ほの暗ぐらい夜よるは終おわらないままで
 願ねがいはただ
砕くだけた心こころ探さがす
 染そまり行ゆく
神かみ錆さびた場所ばしょで
 元もとの色いろも忘わすれ

たったひとつ気きが付ついた
わたしの在ある理由りゆう
きみが消きえて仕し舞まわぬよう
きっと叶かなえるためにある


片かた月下げっか円舞曲えんぶきょく
Arrange: raku
Lyrics: いずみん
Vocals: 前菜ぜんな

こわれたツギハギのウサギ
縫ぬい合あわせたいのに 千ち切ぎれ落おちた

「ねぇ、そんなモノよりあそぼうよ」
ドアの向むこう声こえがする
回まわり廻めぐり回まわる円舞曲えんぶきょく
なぜ私わたし以外いがいは足あしが無ないの?
「ねぇ、そんなコトよりおどろうよ」
ネコは嗤わらう

きらびやかなモノクロームの
ドレスで飾かざった色いろの無ない貌かお
大理石だいりせきのタイルを踏ふむ
靴くつの音ねは独ひとり寂さびしく
ツメモノ踏ふんだ

さあ踊おどりましょう 倒錯とうさくのワルツを
狂狂くるくると何度なんども 精神こころ逝ゆくまで
歪ゆがむ四重奏quartettoを 引ひき算ざん
葡萄酒ぶどうしゅを散ちらした 片月下円舞曲subconscio forsennato valzer

やぶれて綿わたの抜ぬけたネコ
針はりで刺さしたいのに 叫さけび燃もえた

「ねぇ、そんなモノよりあそぼうよ」
マドの向むこう声こえがする
回まわり廻めぐる回まわり円舞曲えんぶきょく
なぜ私わたし以外いがいは貌かおが無ないの?
「ねぇ、そんなコトよりおどろうよ」
カラスは鳴なく

月つきが照てらす茨いばらの庭園にわ
絡からみ付つく棘とげに時ときを忘わすれた
赤あかく染そまる鴉チャコールと薔薇ばら
嗤わらい声ごえ独ひとり寂さびしく
空そらを汚よごした

さあ踊おどりましょう 倒錯とうさくのワルツを
狂狂くるくると幾度いくども 精神こころ逝ゆくまで
歪ゆがむ三重奏terzettoを 引ひき算ざん
純潔じゅんけつを散ちらした 片月下円舞曲subconscio forsennato valzer

憐あわれな黒くろい布ぬの切きれ 燃もやした
いびつな木炭もくたん細工さいく 踏ふみ付つけた
霞かすむ片かた割われの鏡かがみ ひび割われ
うつる私わたしの瞳ひとみに 刺ささりゆく
硝子片がらすへん

さあ踊おどりましょう 倒錯とうさくのワルツを
狂狂くるくると無限むげんに 精神こころ逝ゆこうとも
歪ゆがむ二重奏duettoを 引ひき算ざん
灯火ともしびを散ちらした 片月下subconscio forsenna-…嗚呼ああ…

歪ゆがむ独奏solistaを 引ひき算ざん
香水essenzaを散ちらした 片月下円舞曲subconscio forsennato valzer


One Day’s Memory
Arrange: 黒鳥こくちょう
Lyrics: cao.
Vocals: リツカ

彼方かなたへと 高たかく
彼方かなたへと 遠とおくて
尽つきて逝ゆく 焔ほのお視みつめ
民たみは紅こうを描えがく

彼方かなたへと 高たかく
彼方かなたへと 遠とおくへ
満みちてゆく 月ゆえを染そめて
少女しょうじょは藍あいを現うつす

抱だいていてもう わからなくなる
予言書オラクルに似にた あなたの言葉ことば
「――――忘わすれて死しぬコトか?」
「――――忘わすれず生うくコトか?」

正ただしさなんて 誰だれの空論くうろん
決きめられていた 航海こうかいの道みち
「――――✕✕✕うそを描えがくコトか?」
「――――◯◯◯ほんとうを知しるコトか?」

あとがきのない物語ものがたりは
ただただ季節ページを繰くり返かえすだけ
しおりを挟はさんで、本ほんをとじ
また、明日あしたをはじめましょう。

限かぎりある、今日きょうへ
限かぎりない、未来みらいへ
在ありし日ひが、石いしに代かわり
歴れきは史しへと撓たわもう

彼方かなたへと、高たかく
彼方かなたへと、遠とおくて
地ちの海うみに、灯あかり連つれて
船ふねは蒼そうを駆かけ行ゆく

彼方かなたへと、高たかく
彼方かなたへと、遠とおくて
どうか永久とわに、笑わらっていて
また出で会あえる日ひまで

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