Track List
01. DOUBT
02. フェアリーテイル
03. 見上げるまつげ
04. ネオロマンサー
05. ホログラム
06. Transcript Lover
07. sonus
08. Kleinchen
09. 雲泥ランナー
10. Shiny summer days
DOUBT
Compose/Arrange: a2c (MintJam)
Lyrics/Vocals: TERRA (MintJam)
乾いた琥珀色の
唇がザラつく night bird
凪いだ空が水音にざわめいて
濁った瑪瑙のような
瞳を読み取れないまま
交わすサイン 誰を信じればいい?
絡みつくように問いかけてくる
妥協の線を引き合いながら
静かすぎる闇の帳
月が満ちるのを待ってる
Impulse of destruction
鼓動が逸る
冷たい汗と 隣合わせで
疼きだす Rage
砕けたガラスの壁を
踏みしめる足音ひとつ
肺の奥を迫り上がる違和感
罠の中にまた罠を張るように
言葉選ぶ気配悟らせない
動き始める 赤いボルテージ
東にシリウスは見えるか
Liberation from madness
踊らされてる?
この賭けはどんな 幕を下ろすの
そしてまた
Broken down by the body
確かめさせて
業の果てにどんな明日を見てるの
止まらない Doubt
遮られた回路 切り離して
走る閃き試される
最後に振るタクト
星座だけは嘘をつかない
Impulse of destruction
鼓動が逸る
冷たい汗と 隣合わせで
疼きだす Rage
Liberation from madness
踊らされてる?
この賭けはどんな 幕が下りても
煙草が苦くなる
フェアリーテイル
Compose/Arrange/Lyrics/Vocals: あにー (TaNaBaTa)
君が去年の夏してたあの
青いラメのアイラインの色
それに少し緑を混ぜたら
今日の空によく似ていて
僕にとってそれが永遠ならいいな
水のようにこぼれた夏の始まりを
風に乗せて君の胸に運べたら
薬指と小指を重ねて
不意に前髪をなぞった
君にとってそれが永遠ならいいな
水のようにこぼれた夏の始まりを
風に乗せて君の胸に運べたら
遠い街に運べたら
僕にとってそれが永遠ならいいな
形のないものを信じれたらいいな
水のようにこぼれた夏の始まりを
風に乗せて君の胸に運べたら
水のようにこぼれてゆく風の日に
見上げるまつげ
Compose/Arrange: ぺさま
Lyrics: nk
Vocals: リツカ
あたし賢いほうじゃないから
すぐに余裕なくしちゃうから
時々 暴走しちゃうんだ
ほとんど初対面で 手をとっちゃった…!
物静かで赤面がちのあなたと
実はお揃いなんだ
緊張するとしゃべりまくる
騒がしいほうの“人見知り”
だから ひとり淋しそうで
誰か待ち望んでるあなたの
気持ちに気付けたの
どうすりゃいいのさ わかんなくて
話かけるようなきっかけもないし
なんもしてないのに余裕が底を尽きそう
慣れない冬服に 着られちゃってたあたしは
くっきりと虹が掛かったから
教室の窓際に集まるみんなを尻目に
抜けだした あなたの 手 を 引 い て !
真っ赤な顔してたね
それは あたしもかな
こっそり 屋上へ連れ出した
“今しかない”と思った
チャンスはもう来ないかもしれない って慌ててたら
ほとんど初対面で 手をとっちゃった…!
とびきりの七色
完璧な虹を独占したから
いつも俯いてたあなたが
遂に 顔を上げた
夏服でも暑っつくて
それでもあなたの手をとりたくて
「あの虹の日みたいだね」
思い出すたび笑うんだ
「あれはびっくりしたなぁ」って
賢いほうじゃないから
余裕がなくて暴走しちゃう
あたしのヘンなところが
あなたとあたしを 繋いだんだ
ネオロマンサー
Compose/Arrange/Lyrics: みらゐ
Vocals: 茶太
廻る季節のスタート
揺れる奇跡の確率
きっと最後の魔法は
夢の外側へ続いてる
オハヨウの声と見慣れた横顔
いつだって新鮮なハートなど
最初だけと気づいてるんだ
期待の出来事 あり得ない刺激
二度と戻れない未来に
退屈な予想をした
ネオロマンサー
二人乗せて走ってく
デューコースター
素敵な街へと繰り出そうよ
君の吹き出しの中を染めて
七色に重なるキモチの風を起こそう
閉ざされた星から連れ出したら
フシギに出会うその瞬間を捕まえよう…タイムオーバー
無垢な呪文唱えても間に合わない
オヤスミの声と疲れた現実
明日も忙しいとかねホント色々あるだろうよ
普通の出来事 たわいない景色
まだ触れぬ欲しい時間に
残酷な予想をした
ネオロマンサー
二人乗せて走ってく
デューコースター
素敵な街へと繰り出そうよ
光溢れるような笑顔で
虹色に輝くココロの風を起こそう
凍てついた扉をそっと開けよう
大丈夫に出会う瞬間を捕まえよう…リドゥイング
新しい朝の始まりも恐くない
廻る季節のスタート
揺れる奇跡の確率
きっと最後の魔法は
夢の外側へ続いてる
ホログラム
Compose/Arrange: myu (kukui)
Lyrics/Vocals: 霜月はるか (kukui)
ジリリと鳴り響く目覚まし
起床時刻に狂いなし
今朝は自動料理機が料理当番
んーそうね、目玉焼きにトーストなんて素敵!
やがてふわり 焼けたパンの香ばしい匂いに
今日も幸せだね なんて
他愛ないこと ふたりで笑って話しては
いつも通りの 変わらない朝が過ぎてく
全てが制御された街に (虚空を映して)
人は大地の幻想描く (水底に)
天気ガイドは一日「晴れ」
さあ、溜まった洗い物まとめて片付けよう!
風でふわり 靡くシャツと石鹸の香りに
ずっと晴れがいいな なんて
決まった未来 無邪気に願った君の瞳が
燿くから 何も言わず頷いた
機械仕掛けの 何不自由のない毎日は
深海の箱庭 狂うことないホログラム
見上げた青空も 彼方へ飛び去る鳥たちも
瞳に映る幻想 確かなものは何もない
でも此処には 隣で微笑む君がいる
誰かと過ごす 温かさだけは真実
Transcript Lover
Compose/Arrange: bermei.inazawa (anNina)
Lyrics: anNina
Vocals: Annabel (anNina)
穏やかな日々をささやく朝の鳥たち
柔らかな君のセルロイドの頬をなぞる
それはあたたかな夏の雨
浮かんでは消える 遠い思い出
押し黙ったまま 箱の中眠る
仲間たちに手を振り 「オハヨウ」
逝ってしまった 逝ってしまった
その腕を引いて
繰り返すようにまわる世界
ぽつりぽつりと星を降らし
ガレキの屋根に落ちるリズム
数えてごらん 眠れるまで
そうさ 終わらない夜に
摩りきれていくふたりのこと 隠した
探していた僕の片割れ 似たもの同士
欠けている場所も同じだっていって笑う
それは例えれば双子星
暗闇を照らし揺れる灯
涸れてしまった海の底を歩いて
宝物を探しにいこうか
願いをひとつ見つけにいこうか
はなれないように
君がいるから理解出来る
ここにいること 僕の存在
君の目の中 覗き込めば
聞こえてくる 愛の言葉
そうさ この体が今 崩れ存在を失っても
ひとつの姿に重なりあうなら
君のこころが僕をつくり
僕のこころで君がうごく
その手を引いて連れていこう
終わりのない ふたりの場所
sonus
Compose/Arrange/Lyrics/Vocals: 深水チエ
凍るひかりの波
止まる時は
薄明の朝
眠る森を隠す
七色揺れる帳
孤独の手を差し伸べれば(ほら、満たされる)
きみに会える(ねえ?)
教えて
雪解け
せせらぎ
羽化する蛹
変容する
未知の色を
わたしの指は
樹氷の空を舞うの
流れる螺旋 刻むタクト
遊星の調べ(Harmonia mundi)
始まる
連れてゆけるの?
はてない冬の終わりまで
共鳴する
遠いひかり
奏でるの
音のないうたを
星の群れ 空の岸辺
交差する音階
十二の音 巡る四季
時を数えている
オーロラ呼ぶ イオの夢
惑星の軌道 それは
一の夜明け 千の雨と
目覚めの声になる
春を求めるひとは
白い霧の果てに消えた
長い道にひとり
歩き続けるのだろう
悲しみはもう忘れてしまうけれど
鳴り響くの
芽吹いた草の
その色の名を呼んで
つないだ指の皮膚の熱は
いのちのなぐさめ
春の庭まで満ちるの
いつか溶けるの
大気を揺らす音楽に
そう たしかな未来に
わたしの指は
樹氷の空を舞うの
新しい朝と春のにおい
動きだした時に(Harmonia mundi)
踊るわ
そして聴かせて
はてない冬の終わりまで
共鳴する
遠いひかり
奏でるの
音のないうたを
星の群れ
空の岸辺
交差する音階
十二の音
巡る四季
オーロラ
イオの夢
惑星の軌道
一の夜明け
千の雨
それは
目覚めの声
Kleinchen
Compose/Arrange: MANYO (mamenoi)
Lyrics: mamenoi
Vocals: やなぎなぎ (mamenoi)
突き抜ける 未来と過去を繋ぐ緑線
途切れそうな微弱パルス この空の上 見えているの?
硝子越しになぞった 星図の鍵 求めて
遠く離れた 光年の果て
あふれだす 8mmのノイズ
瞼の裏側 刻みこんで そして記憶 ひとつ ひとつ
全てを置き去るとしても 見えない証明に
まだ 壊れない夢 影を追って
飛び込んだネイディア 頼るものない
とりとめの無い世界でも 心は焦がれて
焦がれたこの想いに比例して加速する 枷を外し 旅立つの
軋み揺れる躯体を 支配していく深閑
忘れられた トグル機構
まだ 引かれないくすんだトリガー
辿った軌跡は 闇に溶けて やがて輝標は ひとつ ふたつ
振り向くことさえもできないの 揺らめく 引力
もう進むだけ 惹かれながら
駆けてゆくレイディアント 失われてゆく
違えようのない現実 想いを掴んで
答えられるわけない 仕舞い込んだ
わたしだけのメッセージ はなさない
救い上げて わたしを
行き場の無い心を
握りしめて この手を
懐かしい温もりで
錆付いている歯車
零れ落ちた 光石
眼を向ける者などない
独りきり ゆるやかに 目覚める―――
頬を伝う涙はビー玉 映る銀河
読み解く 残された綺語の群れ 数字と記号を
ふたりだけが知る 手繰り寄せて
儚きネイディア 届き様の無い深淵も 悲しみの海で 確かな言葉を
たった一つだけ この答えを信じるなら 隠した メッセージ
拓くイデア
サヨナラ――― 信じた明日も
惑いの中の空想 閉じこもっていた
わたしを呼ぶ声に比例して加速する 手にした ボクだけの
キミへ繋ぐ
雲泥ランナー
Compose/Arrange/Lyrics/Vocals: halyosy
油絵とテレピンの香るアトリエ
君は空を切り取り命を与え
僕は少しだけ早く走れるのが取り柄
校舎にコダマする誰かの笑い声
その肩に並んで立ってみたいな
どんな世界が見えてるんだろう?
でも土で汚れた僕なんかじゃ
キレイな指を汚してしまう
Fly to the sky
風を駆け抜け
叫びたい言葉が
浮かんでは弾けて消えてった
まだ足んないや
いつか誰かが君に恋しても
渡り合う夢を探せRunner
“モチーフが浮かばない”って雲を叩く
冗談っぽく“僕を描いてよ”って言ったら
魔法の絵筆が踊って現れたのは
大空に羽根を広げた白い鳥
背中に翼なんか生えてない
どんな世界が見えてるんだろう?
亀は兎に勝てやしないのに
じゃぁなんで走り続けるの?
Fly to the sky
僕は何者だ
降りだした雨で目的地が白く霞んだ
あの鳥の影を追いかけ
一歩ずつでもいい
顔上げ前に踏み出せRunner
You love nobody
本当は知ってんだ
君が描くキャンバスに
僕なんか飛んでない事も
それでもいい
だから走ってんだ
そのシカクに少しでも映っていたくて
近づきたくて
Fly to the sky
挫けて転んだ
もう立ち上がれないや
意識が途切れかけた瞬間
君の声
校舎の一面に広がる暑い青
強く羽撃く無数の白
Fly to the sky
体は地面を蹴り上げ
心は高く飛ぶんだあの空へ
泥だらけの足に
光る夢を宿せRunner
Shiny summer days
Compose: 瀬井広明
Arrange: 中畑丈治
Lyrics/Vocals: 佐伯佑佳
Shiny days
波の音で隠したいの
君へのドキドキを
耳を赤く染めた私そっと
包んだ Summer wind
たどっていた遠い記憶
子供の頃の二人
「砂のお城流されたの」
落ち込む私に
ハマナスの髪飾り
君がくれた
Shiny days
鮮やかなままで咲いてる
胸の中で
あの頃から変わらないね
口数少ない君
けど私が傷ついたり
悩んでる時は
何も言わずいつも隣
いてくれたね
Shiny days
波の音で隠したいの
君へのドキドキを
耳を赤く染めた私そっと
包んだ Summer wind
I can’t stop
君は私の事今も
子供として見てるの?
ふいに振り返って君がくれた
笑顔と Summer kiss