Track List
01. Ash and Snow / crouka / 海兎 / 葉月ゆら / 東方地霊殿 / 渡る者の途絶えた橋
02. 視えない旅路~a final state~ / きりん / 海兎 / Cryu / 東方地霊殿 / 死体旅行~Be of good cheer!
03. 無炎舞踊≠循環 / 黒鳥 / くまりす / nayuta / 東方地霊殿 / 霊知の太陽信仰~Nuclear Fusion
04. ENG Dream / すみじゅん / 海兎 / ほたる / 東方地霊殿 / エネルギー黎明~Future Dream…
05. 海神の城 / KOBATYU / くまりす / Cryu / 東方星蓮船 / 感情の摩天楼~Cosmic Mind
06. PiPiPiPARU / crouka / くまりす / Tsubaki / 東方地霊殿 / 緑眼のジェラシー
07. Another Distance / 黒鳥 / くまりす / 紫咲ほたる / 東方地霊殿 / ラストリモート
08. LINK~Sick sound~ / Irus / 海兎 / クボタン / 東方地霊殿 / 封じられた妖怪~Lost Place
09. Sadistic Paranoia / 黒鳥 / 疒 / Tsubaki / 東方地霊殿 / 少女さとり~3rd eye
10. Subterranean Emotion / crouka / 疒 / 茶太 / 東方地霊殿 / ハルトマンの妖怪少女
11. 無限回航 / 黒鳥 / くまりす / リツカ / 東方地霊殿 / 暗闇の風穴
12. 果てしない夢 / crouka / 海兎 / 紫咲ほたる / 東方永夜抄 / 少女綺想曲~Dream Battle
13. structure / 黒鳥 / くまりす / nayuta
Original Author: ZUN
Produced by EastNewSound
Arrange: 黒鳥 crouka きりん
Guest Arrange: すみじゅん [Halozy] Irus [LiLA’c Records] KOBATYU
Vocals: nayuta Tsubaki Cryu
Guest Vocals: 茶太 [ウサギキノコ] 葉月ゆら リツカ ほたる [Halozy] クボタン 紫咲ほたる
Lyrics: くまりす 疒 [丙] 海兎
Illustrator: T-RAy [PIN-WHEEL]
Jacket Design: sT
CI Designer: LMY
Ash and Snow
Arrange: crouka
Lyrics: 海兎
Vocals: 葉月ゆら
灰の雪 ふわり降り続く空
手のひらで溶けて 想い告げずに
眩しい光が照らしても 影は濃く
届かない温度 すれ違うそれだけで
底へ沈む塞ぎ込む欠けるココロ
空の色焼き付けた瞳
吐く息白く 灰色の空へ
待ち人は来ないまま
燻る妬み 舞い上げ綺麗に
その瞳が輝いて
募る後ろめたさ 白い雪で
覆い隠し妬らせて
深く暗い場所で待ち焦がれて
独り今も此処に居る
ゆらゆらり塞ぐ道 私帰れない
ゆらゆらり途絶えてく 私戻れない
ああ染まる 灰色の空が
身体を巡る醜い想いが
吐く息に混じり合う
溶けない雪は私の心に
降り続いているだけで
募る後ろめたさ 白い雪で
覆い隠し妬らせて
深く暗い場所で待ち焦がれて
独り今も此処に居る
灰の雪 ふわり降り続く空
手のひらで溶けて 想い告げずに
ふわふわり閉ざしてく 心冷たくて
ゆらゆらり 塞ぐ道 私帰れない
ふわふわり閉ざされた 誰も知らなくて
ゆらゆらり途絶えてく 私戻れない
視えない旅路~a final state~
Arrange: きりん
Lyrics: 海兎
Vocals: Cryu
視えるもの全て 視えないモノ導く
生きるもの全て 死の旅路へ導く
燃ゆる空響く 叫び声焼き尽くす
笑う赤い猫 廻る廻れ世の果て
移ろう光さえ 届かない場所ゆくの
消えない燐火 罪を纏えば赤い海の底溺れて
融けてゆく声 混ざり合う度燃え上がる火焔魅せて
視えるもの全て 視えないモノ導く
生きるもの全て 死の旅路へ導く
消えることない咎 音色響いて廻る
消えない恨み 灰になれども残さずに燃やし尽くして
融けてゆく夢 混ざり合う度積み上がる罪を魅せて
lalala 導いて色のないセカイ
lalala 導いて音のないセカイ
消えない燐火 罪を纏えば赤い海の底溺れて
消えない恨み 灰になれども残さずに燃やし尽くして
融けてゆく熱 冷たくなれど未だ此処で待ってるの
無炎舞踊≠循環
Arrange: 黒鳥
Lyrics: くまりす
Vocals: nayuta
暗い茅の沼 沈む暁に
浮かぶ鍵穴に 硝子を突き立て
滲む朱の渦 落ちる空の咎
朽ちる花に観た 異界の音階
狂う陰陽に 踊る斑目が
招く宴楽の 歪んだ境界
唱える言霊 流れる紋様
刻む針の音に 鵺鳥啼く空
掠れた声で響く「ナニカガミエタカナ」
抗えば存在は孤高なる塔へ
「何故?」と問いかけて閉幕暗転
潜む奈落へと身を投げるロミオ
影に侵されて辿りつく地はユートピア
揺れる空間に しがみつく鳥の
悲鳴にもとれる 可憐な歌声
壊れ行く音が 放つ芳醇な
甘く果てがなく 高貴な妖艶
掠れた声で叫ぶ「ナニカガミエタカナ」
仮初に飾られて踊りだす輪舞曲
高く積み上げた傲慢システム
替わる演題に戸惑うジュリエット
罪に解かされて開く扉はユートピア
『繰り返される隷属は壮大な冤罪』
愚鈍なる民衆は挙って声を上げる
アカシャに刻まれた絶対原則に気づく者は無く
私利私欲に惑わされ、与えられた使命を全うすること無く
未来と言う名の偶像
希望と言う名の欲望
自己犠牲を恐れ、故に自らを矛盾と混沌に貶める
理性を得た人間が本当に繁栄を得られたのだろうか?
繰り返される歴史に幾度となく与えられた『認識』
集合体としての人がいかに愚かで傲慢で身勝手であったか…
それでも人間は過ちを振り返ることもなく、
収束への道のりをただ早めている。
果たして『未来』は『希望』に満ちているのだろうか?
抗えば存在は孤高なる塔へ 「何故?」と問いかけて閉幕暗転
潜む奈落へと身を投げるロミオ 影に侵されて辿りつく地はユートピア
仮初に飾られて踊りだす輪舞曲 高く積み上げた傲慢システム
替わる演題に戸惑うジュリエット 罪に解かされて開く扉はユートピア
ENG Dream
Arrange: すみじゅん
Lyrics: 海兎
Vocals: ほたる
Ah, 歌う色とりどり 飛び交うの「此処にいるよ」
So, 溢れ出す ENG 溶け合うの君と二人
加速する心触れて 新しい存在へ変わってく
辿り着く場所は同じ 溶け合う世界
望んでた力触れて 君と見たあの空を忘れてく
巡り合う場所で惹かれ 繰り返してく
Ah, 紡ぐ声とりどり 飛び交うの「此処へ来てよ」
So, 溢れ出す ENG 混ざり合う想い二つ
加速する心触れて 新しい存在へ変わってく
辿り着く場所は同じ 溶け合う二人
海神の城
Arrange: KOBATYU
Lyrics: くまりす
Vocals: Cryu
崩れ落ちていたんだ
積み上げてきた筈の城
二人空を見上げた
消えかけた月の残響
黒を塗り重ねても 紅く滲み出す
白で覆ったモノが やがて色を無くす
開く扉に右手伸ばして
触れた指から凍りつく
震えた声で誰かが聞いた
崩れゆく城の音
もう二度と迷わない 誰の声も届かない
強く踏み出して 血が滲む 茨でも
何度でも何度でも 前を向いてよう
もう二度と迷わない 誰の声も聞こえない
遠く響いてた 優しさも 温もりも
霞みゆく雲の色 振り返る事無く
紅を塗り重ねても 黒く影落とす
色をなくしたモノが やがて輝き出す
閉じた扉にしがみつく人
忘れたはずの感情が
かすれた声で誰かに聞いた
いつも話した事を…
もう二度と迷わない 掴む腕を離さない
いつか朽ち果てて 崩れても 壊れても
何度でも何度でも思い出してみるよ
崩れ落ちていたんだ
積み上げてきた筈の城
二人空を見上げた
消えかけた月の残響
PiPiPiPARU
Arrange: crouka
Lyrics: くまりす
Vocals: Tsubaki
完全に晴れた ぱるぱる
遊びたいなんて
点々と指で ぱるぱる
日差しいい感じ
短調な日々に ぱるぱる
一般的になんて
簡単じゃないよ ぱるぱる
絶対に妬ましい
鼻歌交じりに聞こえる声
いつでもナンセンスです
楽しくなんてなりたくない
ただいまちょっと不機嫌です
いつもはこんな感じじゃないよ
いつもはもっと楽しいです
くるくるまわるモヤモヤが
今日だけなんか我慢出来ない
あークラクラするよー超妬ましい
もー楽しそうにはしないで欲しい
あーイライラするよー超妬ましい
もー喋らないでよ超妬ましい
てっぺんで声を ぱるぱる
叫びたいなんて
さんさんと太陽 ぱるぱる
まぶた開けれない
散々な日々に ぱるぱる
建設的になんて
考えてないよ ぱるぱる
いつだって妬ましい
鼻をついて浮かれた声
昨日も今日もナンセンスです
誰かの所為で楽しくない
誰かの所為で不機嫌です
いつもはこんな感じじゃないよ
いつもはもっと楽しいです
くるくるまわるモヤモヤが
今日だけなんか我慢出来ない
あークラクラするよー超妬ましい
もー楽しそうにはしないで欲しい
あーイライラするよー超妬ましい
もー喋らないでよ超妬ましい
いつだって声を ぱるぱる
暇じゃないよなんて
今日だってなんで ぱるぱる
テンションがダダ下がり
延々と無駄な ぱるぱる
根本的になんて
想像してない ぱるぱる
なんだって妬ましい
いつも妬ましい
なぜたのしそうにしてる
いつも妬ましい
なぜわらってるのか分からないって
完全に晴れた ぱるぱる
遊びたいなんて
点々と指で ぱるぱる
日差しいい感じ
短調な日々に ぱるぱる
一般的になんて
簡単じゃないよ ぱるぱる
絶対に妬ましい
てっぺんで声を ぱるぱる
叫びたいなんて
さんさんと太陽 ぱるぱる
まぶた開けれない
散々な日々に ぱるぱる
建設的になんて
考えてないよ ぱるぱる
勝手に来て巻き込まないで
Another Distance
Arrange: 黒鳥
Lyrics: くまりす
Vocals: 紫咲ほたる
ただ滲んだ色が 黒く透明
その瞳に燃える 赤い陽炎
ひとつ 鍵は遠く見える
ふたつ ドアのノブは鍵穴無い
空を見る 果てが見えない
眩しくて 白い
息が詰まる事に僅か
覚えたはずの言葉
ただ霞んだ色が 白く黎明
その瞳に宿る 赤い陽炎
よっつ 道は遥か遠く
いつつ 目指す場所はこの地には無い
夢を見る 前が見えない
悲しくて 白い
声が届く事に僅か
忘れたはずの言葉
むっつ 影は薄く消える
ななつ 照らす闇に紛れた色
揺れている 木々の枝から
こぼれ出す 痛み
泣き出す声で思い出す
朽ち果てた花の園
空を見る 果てが見えない
眩しくて 白い
息が詰まる事に僅か
覚えたはずの言葉
夢を見ている 前が見えない
冷たくて 広い
声が届く事に何か
気づいたはずの言葉
LINK~Sick sound~
Arrange: Irus
Lyrics: 海兎
Vocals: クボタン
Ah, 忍び寄る背後へと 夜の誘惑絡めて
Ah, 君を連れ出してゆく音にダイブして
何もかも投げ出してく その心感じるまま
手振り上げて飛び跳ねて君に魅せられて
Ah, 限界飛び越えてく その心赴くまま
Ah, 君と朝まで踊る波に身を任せ
絶妙なテンションで 音を繋いで繋げて
知らぬ間に絡め取られ君は踊るだけ
君とリンクして蝕む事を忘れて
今は醒めないでいて手繰り寄せて終るまで
熱に浮かされて何時か動かなくなる
想い満たして音楽は鳴り止まずに
Ah, 忍び寄る背後へと 夜の誘惑絡めて
Ah, 君を連れ出してゆく音にダイブして
絶妙なテンションで 音を繋いで繋げて
知らぬ間に絡め取られ君は踊るだけ
繋ぎ合わせてく 仕組まれた網の中
君を離さぬように音の波で掻き消して
声も届かない 蝕んだ淡い夢
君は何も知らない 音楽は鳴り響いて
君とリンクして蝕む事を忘れて
今は醒めないでいて手繰り寄せて終るまで
熱に浮かされて何時か動かなくなる
想い満たして音楽は鳴り響いて
声も届かない 蝕んだ淡い夢
君は何も知らない 音楽は鳴り止まずに
Sadistic Paranoia
Arrange: 黒鳥
Lyrics: 疒
Vocals: Tsubaki
聞かせて悲鳴を 痛みを教えて
潰れそうな鼓動を伝えて 早く
傷 滲んで流れ恍惚に 堕ちて
狂おしく 紅く散った薔薇のように
その足 血に染め
歩くの辛いなら 透き通る この足
お嘗めよ 跪いて
熱く深い傷 その味教えて
あなたの中に 私を刻んで
開かれる甘い罠のような 世界
淫靡な私にあなたの色 見せて
恋い焦がれ 蒼く散った薔薇のように
その喉 渇いて
声擦れるなら 潤う 甘い舌
求めよ 啼き喘いで
待ち焦がれ 白く散った薔薇のように
その瞳 凍てつき
何も見えないなら 全て見通す瞳
さぁ乞えよ 泣き伏して
辿り着いた恍惚 身体で教えて
その舌で 唇で
離れたくないなら 透き通る この足
お嘗めよ 跪いて
Subterranean Emotion
Arrange: crouka
Lyrics: 疒
Vocals: 茶太
閉ざした瞳の奥
白く何もない世界で
一人たたずむ姿
底無き井戸の標のよう
封じられたあの心には
もう何も色付くことはないの?
二人で歩んだ道を
想起することも もうないのーー?
どうかその瞳開いて
閉ざしたままの その瞳では
私の心も何も見えはしない
降りゆく雪の中で
無意識に想い抱いて
吐息にのせた想い
風に消えて届きはしない
凍りついた景色のように
この心は全てを拒んでいて
二人で歩んだ道を
思い出すことも もうなくてーー
どうかその口を開いて
閉ざしたままの その唇では
自分の想いも言えはしない
閉ざした心は 私も 見ること出来ない
あなたの瞳に 私は 映らないーー
どうかーー
その心を開いて
閉ざしたままの その心では
目の前の世界は変わらない
どうかその瞳開いて
閉ざしたままの その瞳では
私の想い 伝える事も出来ない
無限回航
Arrange: 黒鳥
Lyrics: くまりす
Vocals: リツカ
描く絵に晴れる雲筆で書いて消える糸
暮れる日に赤い葉を伝え落ちる 白い砂
素足で踏み込んだ 幾千の花
独りで歩き出す 永遠の唄
高く丘に立つ麒麟の影輝いて
見える天空にざわめきたつシンフォニア
穢れなく生きる木の枝に結ぶ願い事
純白に彩られ触れた指に陰る紙
滲んだ絵の具から湧き出す言葉
深みに沈みゆく 人形の唄
霞みゆく声に傾きかけた槐の
儚げに消えた色めき立つシンフォニア
空に舞う千の葉に羽を止めて惑う鳥
揺らめいた風の声
描く絵に晴れる雲筆で書いて消える糸
暮れる日に赤い葉を添えて落とす 白い花束
果てしない夢
Arrange: crouka
Lyrics: 海兎
Vocals: 紫咲ほたる
君の夢まだ醒めず 何時までも繰り返す
今はまだ知らないの 夢の意味知らないまま
君の声遠くから 外側へ手を伸ばす
捕まえてこの夜に 想いたい願いを
不確かな事だらけ でも一つ一つだけ
君の事温もりを 確かだと信じたいの
Ah, 始まり感じてる
煌く星集めて また散らす
儚い花は 何時か散りゆく
無意味な不安さえも 掻き消した
伸びてく影は続く 君へと
君も夢を見てるの? 風に浮かぶ幻想
夢を隣で見ていたい
君は夢を見てるの? 月に揺れる追想
それだけを追い続けたいから
君の声聞こえるの 内側で響いてる
決められた導きを 壊してく君だから
不確かな事ばかり でも君に私、今
惹かれてく惹かれ合う 夢じゃないこの場所で
此処で始まる音がした
全てを受け入れて 還してゆく
溢れるこの想いは留めて
無意味な事なんかじゃないはずよ
伸びてく影を繋ぐ 君へと
私、夢を見てるの? 風に浮かぶ幻想
夢を隣で見ていたい
私、夢を見てたの? 月に揺れる追想
それだけを追い求めたいから
君の声遠くから 外側へ手を伸ばす
捕まえてこの夜に 想いたい祈ってる
不確かな事だらけ でも一つ一つだけ
君の事温もりを 確かだと信じて
君の声聞こえるの 内側で響いてる
決められた導きを 壊してく君だから
不確かな事ばかり でも君に私、今
惹かれてく惹かれ合う 夢じゃないこの場所で
君の夢まだ醒めず 何時までも繰り返す
今はまだ知らないの 夢の意味知らないまま
君の夢まだ見てる 終わりなど掻き消して
今はもう知ってるの 夢の意味抱きしめて
続く想い果てしなくて 君と一緒に夢の中
structure
Compose/Arrange: 黒鳥
Lyrics: くまりす
Vocals: nayuta
届いてーー聞こえてるーー
誰かのーー震えてる声がーー
古の丘へと辿りつく
赤茶けた子供の遊び場
触れた手に蘇る 淡い空遠くて
急ぐ足 逃げる様に走る坂 転んで
あふれる 瞳へと 優しく添えた
その指が 温かい
おさえた 涙 また落ちた
忘れてたあの日のあの香り
思い出す汚れた人形
独りでも遊べてた オママゴト寂しい
苛立に 踏みつぶした砂の城 壊れて
こぼれる 瞳へと 優しく添える
その指は 悲しくて
こらえた 涙 また落ちた
流れた 瞳へと 優しく添えた
その指は もうなくて
虚しく 風が
崩れた 瞳から 何度も巡り
こぼれ出す思い出に
掠れた 言葉 また落ちた