[RDWL-0013] 凋叶棕 – 薦

RDWL-0013Track List
01. ビブロフィリア幻想 / RD-Sounds
02. 永啼鳥 / RD-Sounds / 中恵光城 / 東方永夜抄 / 月まで届け、不死の煙 / プレインエイジア / エクステンドアッシュ~蓬莱人 / 竹取飛翔~Lunatic Princess
03. RAINMAKER / RD-Sounds / めらみぽっぷ / 東方花映塚 / オリエンタルダークフライト
04. 捧げられたイメェジ / RD-Sounds / めらみぽっぷ / 蓬莱人形 / サーカスレヴァリエ /
05. engage / RD-Sounds / 3L / 東方紅魔郷 / 亡き王女の為のセプテット
06. かぜなきし / RD-Sounds / めらみぽっぷ / 東方風神録 / ネイティブフェイス / 信仰は儚き人間の為に
07. 竹ノ花 / RD-Sounds / めらみぽっぷ / 東方求聞史紀 / ジャパニーズサーガ
08. 落日ロマンス / RD-Sounds / めらみぽっぷ / 東方永夜抄 / 恋色マスタースパーク
09. R.I.P / RD-Sounds / 中恵光城 / 東方紅魔郷 / ヴワル魔法図書館 / ラクトガール~少女密室
10. 未だ知られぬ物語 ~ Anticipated Dream / RD-Sounds

Produced by 凋叶棕

Compose/Arrange/Lyrics: RD-Sounds
Vocals: めらみぽっぷ 中恵光城 3L
Guitar: 光収容
Violin: 小林将

Illustration: はなだひょう 沙田 雨山電信 ムラ はせがわけいた ほた。 カポ matilda


永啼鳥ながなきどり
Arrange/Lyrics: RD-Sounds
Vocals: 中恵なかえ光城みつき

 永啼鳥ながなきどりが、啼ないている。夜よるを背せ負おって、哭ないている。
 流ながす涙なみだが、海うみとなり。いつか月つきを照てらし出だす。

ぽつり、また、ぽつりと、孤独こどくな足音あしおと。
伝つたわらぬ歴史れきしの間隙かんげきに追おい遣やられ。

私わたしを知しるものなど、何処どこにもいない。

やがて人ひとは、うつろい、その座ざばかりが。
変かわらずにいたとて、それは永遠えいえんと呼よぶか。

死しぬことさえ出で来きない、私わたしを置おいて。

胸むねの内うちに、尚なお。
留とどまり続つづけている思おもいは
「憎にくしみ」以外いがいの名なを以もって
呼よぶことはないと。

―刻きざんだ。確たしかに深ふかく。その傷痕きずあとに、滴したたる命いのち。

紅あかく、おぞましくも。
それでも、何なにより、禍々うつくしい。

永遠えいえんの意味いみを問といながら。歪いびつな偽物にせものに手てを染そめて。

今いまも、憎にくきかぐや姫ひめ!「永遠えいえん」に忘わすれはしない。

 永啼鳥ながなきどりが、泣ないている。明あけるに夜よるはまだ永ながく。

そっと、ただ、そっと。穢けがれないように。
その存在いのち、宛さながら、飾かざられた人形にんぎょう。

私わたしを充みたすものなど、何処どこにもいない。

命いのちの価値かちを求もとめて、探さがしたとしても。
それはずっと死しの、先さき。永遠えいえんに届とどかぬ場所ばしょ。

叶かなわぬなら、幾千いくせんもの夜よるは越こえまい。

響ひびく鬨ときの声こえ。願望ねがいと許容ゆるしとを綯ない交まぜに
命めいずるべくは「永遠とわに、この身み、殺あやめ続つづけよ」と。

―刻きざんだ。何なにより深ふかく。その傷痕きずあとに、燻くすぶる魂いのち。

この身みに受うけた咎とが。その身み同おなじくして、生いきるがいい。

さぁ、おいで。と笑わらいかけよう。あの時ときのように真まっ直すぐに。

鳥とりよ、穢けがれた紅子くれこよ!
「永遠えいえん」に遊あそびましょうね。

―ああ、よくぞこの手てに、帰かえってきた。わが鳥とりよ!

 永啼鳥ながなきどりが、啼ないている。
 死しも生いけよと、叫ないている。

―ああ、よくもわが前まえに、あらわれた。憎にくきかぐや姫ひめ!

 永啼鳥ながなきどりが、哭ないている。
 背せ負おう夜よるのみが、尚なお、深ふかく。

―刻きざんだ。誰だれより深ふかく。
その咎とが深ぶかき、永遠えいえんの意味いみ。

そんなに知しりたいなら、
命いのちの限かぎりに殺しおしえてやる!

お前まえがただただ愛かなしくて。
愛ころしたいほど愛にくらしくて。

だけど、なぜか、愛いとしくて…私わたしはまた、途方とほうに、暮くれる。

永遠えいえんを探さがして。
永遠えいえんに虜とらわれた。
いつか、この夜よるの先さきに「永遠えいえん」があると願ねがいながら。

 永啼鳥ながなきどりが、啼ないていた。
 夜よるを背せ負おって、哭ないていた。

夜よるが明あけた暁あかつきには。
「永遠えいえん」を見みつけられれば…


RAINMAKER
Arrange/Lyrics: RD-Sounds
Vocals: めらみぽっぷ

まっくらな世界せかいに 光ひかりがあたるなら
それは あなたのような色いろをしている

あなたの色いろを あなたのにおいを
あなたのそれしか わたしは知しらないけど

あなたの言葉ことばですべてを知しって
あなたの言葉ことばですべてを見みたの

だから わたしの手てをとって もっと ずっと
みちびいて わたしのことを

飛とぶ だれよりも 高たかくを飛とぶなら

わたしは あなたのそばで
あなたを まもっていられたい

飛とぶ だれよりも たいせつな あなたに

わたしのすべてを 作つくってほしいの
ねぇ わたしの雨乞師R A I N M A K E R

不ふ確たしかな世界せかいに、足あしを踏ふみ出だすには。
少すこしの勇気ゆうきと憧あこがれを抱かかえて。

私わたしにとって、輝かがやかしい何なにかを。
見みつけ出だせたならば、もはや悔くいなどない。

喪うしなわれる命いのちに花はなと祈いのりを。
そうして明日あしたへと生いきていこうと。

そうだ、私わたしの手てを取とって。もっと、ずっと。
今度こんどこそ、踏ふみ外はずさぬよう。

―飛とぶ。誰だれよりも、高たかくへ飛とべるなら。

私わたしはお前まえの傍そばで、
お前まえと生いきて行いきたいんだ。

―飛とぶ。雨あめを乞こう、私わたしを、高たかみから。

私わたしの太陽たいようとなって、輝かがやけ!
さぁ、明日あしたへと、飛とべ。

こんなにも不ふ確たしかな幻想郷* * *で、生いきる。それでもこの世よの不条理ふじょうりは、殺ころせない。
だから、生いきる意味いみを求もとめて、希望きぼうと呼よぶのだ。

―飛とぶ。かつて見みた、あの空そらの向むこう側がわ。

お前まえはその全すべてを見みて
私わたしの世界せかいとなってくれ

―飛とぶ。雨あめを乞こう、私わたしを越こえていく。

さぁ、未まだ誰だれも知しらない、明日あしたへ。

飛とぶ だれよりも 遠とおくへ飛とべても

わたしは あなたのそばから
どこへも いったりしないから

飛とぶ だれよりも たいせつな あなたに

わたしのすべてを 見みていてほしいの
ねぇ わたしの雨乞師R A I N M A K E R

(※すみません、歌詞の「幻想郷」の読み方が知らない^^;)


捧ささげられたイメェジ
Arrange/Lyrics: RD-Sounds
Vocals: めらみぽっぷ

空そらを見み上あげれば。そこには。
澱よどんだ空そらに、星ほしが広ひろがる。
ああ、私わたしが嗤わらっている。
私わたしが私わたしを嗤わらっている。
捻ねじれ曲まがった私わたしが。

嗜たしなむ酩酊めいていのはずが、
いつしか、”それ”なしでは。息いきさえ、
出で来きなくなってしまう。

打うち棄すてる、思考しこうを。

蔓延はびこる全すべての憂鬱ゆううつを、
くはりと、吐はき出だすようにして、
辛かろうじて生いきている。

気けだるさに、溶とけゆく。

ねぇ、貴女メリー。
思おもうに、この現実げんじつは。
脆もろく果は敢かないものなのかしらね?

虫むしのように、操あやつられ、交まじわる。
無自覚むじかくな本能ほんのうのまま、行おこなわれて、広ひろがる。

腐くさっていく。
心こころの隙間すきまを、埋うめようと。
ただ、ただ、繰くり返かえす。

―けれども、何なにも埋うまらずに。

私わたしは。

 何なにを。

誰だれと。

 何なにを。

誰だれもが欺瞞ぎまんを塗ぬり固かため、
顔かおという、顔中かおじゅうに貼はり付つけ。
自分じぶんを、欺あざむきながら。

歩あゆみ寄よる、密ひそかに。

或あるいはその感情かんじょうさえ、
ひと時ときの、悪戯いたずらの為なせる、
逃避とうひの産うんだ幻まぼろし。

現実げんじつを、歪ゆがめて。

ねぇ、私メリー。
思おもうに、この関係かんけいこそ。
酷ひどく汚きたないものなのかしらね?

虫むしのように、寄生きせいされ、諍いさかう。
夜色よるいろの笑えみをした何なにかが、私わたしを、見みつめる。

穢よごれていく。
愉悦ゆえつを湛たたえる、その眼めは。
ただ、ただ、雄弁ゆうべんに。

―未まだ未まだ、終おわらせはしない。

貴女あなたは。

 何なにを。

誰だれと。

 何なにを。

欠かけていく。奪うばわれた椅子いすの数かず一ひとつ。

私わたしには、取とり戻もどす術すべが見みつからない。

故ゆえに。

欠かけていく。壊こわすべき椅子いすの数かず一ひとつ。

私わたしには、それ以外いがいの術すべが見みつからない。

虫むしのように、
支配しはいされ、
朽くち逝ゆく。
病やまいの果はての夜よるの黒くろを、
その内うちに、孕はらんで。

消きえていく。
全すべてが捻ねじれて、壊こわれる。
ただ、ただ、容赦ようしゃなく。

―幻想ジムノペディが、牙きばを剥むく。

私わたしは。

 何なにを。

誰だれと。

 何なにを。

其処そこには。

 もはや。

誰だれも。

 何なにも。


engage
Arrange: RD-Sounds
Lyrics: RD-Sounds & 3L
Vocals: 3L

When I was alone
I lost all clarity
I had strayed into a maze of solitary
A lone wanderer who wanted to find out
Somewhere receive me or someone to do so
Now I believe you are the one who I’ve searched for
Someone will take me out from this loneliness

Save me, from this whole darkness ‘d solitude
Help me then accept me
Make my life completed

Every pray for everyday
That is the chain of destiny which hold us more tightly

Be with me and tell me every fantasy
Then, there’s nothing I fear

Even Though this engagement
Seems to be an unavoidable curse
Still, I’m sure

I’ve decided to be with you
And I’ve been willing to be with you

Keep holding our hands forever

Now I believe you are the one who I’ve searched for
Someone will take me out from this loneliness

Save me, from this whole darkness ‘d solitude
Help me then accept me
Make my life completed

Every pray for everyday
That is the chain of destiny which hold us more tightly

Be with me and tell me every fantasy
Then, there’s nothing I fear

Every pray for everyday
That is the chain of destiny which hold us more and more and more tightly

Be with me and tell me every fantasy
Then, there’s nothing I fear

Even Though this engagement
Seems to be an unavoidable curse
Still, I’m sure

I’ve decided to be with you
And I’ve been willing to be with you

Keep holding our hands forever

<日本語翻訳>

エンゲージ

探していたこの場所
何故だか見失ってしまう前に
その手を差し伸べてと
貴女の目にいつか願っていた

全てを無くしたこの手には
もはや何も残っていないけど
それでも貴女とともに
歩いていけるなら
明日を与えて。

きっと明日が
何一つ今日と変わらないように
そっと約束してくれれば
それだけでいい。

仮に運命が
そう決めたとしても
この手を伸ばしたその意思を
救いに応えたその意思を
私は信じていたい。


かぜなきし
Arrange/Lyrics: RD-Sounds
Vocals: めらみぽっぷ

―人ひとの子こは、人ひとに、愛あいされよと。願ねがい。

―神かみの子こは、神かみに、愛あいされよと。願ねがう。

人ひとであり、神かみであるものがいたなら、共ともに愛あいされよと。
かぜがはこぶ、遠とおい記憶きおく。

黄金こがねにたなびく、稲穂いなほの海うみに立たち。
人ひとの生うみ出だした、鉄つちを絆きずなとす。

共ともに支ささえては、互たがいに生いかし合あい。
それでも、嗚呼ああ、終ついぞ、交まじわることはなく。

揺ゆらぎ、猶予たゆたう、人ひとの祈いのりに。
ときに愛あいさえ感かんずることがあれども

―されど、神かみは、孤独こどくなのだ。

いとし子こよ 罪つみなき子こよ
生うまれしことを祝いわえども

この手てに抱だくなど。許ゆるされはしない。
神かみはただ、神かみとしてあればよい。

故ゆえに。
わが子こを、抱だいて。なくこともできない。

ただ、愛あいされよと、かぜにのせた思おもいは、何処どこへ。

鈍色にびいろに聳そびえる、鉄てつの海うみに埋うもれ。
人ひとの縋すがっていた、信仰おもいは消きえ行ゆく。

この身みの行ゆく道みちは、信仰しんこうの中なかに在あり。
それを露つゆほども疑うたがいもせずに。

揺ゆらぐことない、捧ささぐ祈いのりに。
ときに振ふり返かえることを望のぞみもすれども

―けれど、人ひとは、孤独こどくなのだ。

いとし人ひと いとし母ははよ
たとえ血ちを分わけていなくとも

その手てに愛あいされて。生いきてきたならば。
その想おもいのまま、立たたねばならぬ。

故ゆえに。
膝ひざを、ついては。なくことはできない。

ただ、生いきるために、かぜにのせた思おもいは、何処どこへ。

―立たち上あがれと、呼よんでいる。自分じぶんの手てで、
生いきる道みちを見み出だすため。

祈いのるは、その行ゆく先さきに。かぜが吹ふくように。

いとし子こよ 遠とおき我わが子こよ
人ひとが絆きずなを砕くだいたら。

今いまこそこの手てで。誰だれよりも強つよく。
現神人か みたるその身みを抱だきしめよう。

故ゆえに。
その身みを、投なげ出だし。なくことを赦ゆるされよ。

ただ、愛あいすること。かぜがはこぶ思おもいは、此処ここに。

そして、遠とおく。かぜがなく。


竹たけノ花はな
Arrange/Lyrics: RD-Sounds
Vocals: めらみぽっぷ

その花はなを 咲さかせば
あとは
枯かれるのが その定さだめか

その命いのち 散ちらして
つなぐ
思おもいを全すべて 受うけ取とって

【七】
遠とおくに見みゆるその影かげに、ふと過よぎる。
遠とおい日ひに交かわした約束やくそく。

この手ての届とどかぬところへ、歩あゆみ去さる。
その背中せなかに影かげを合あわせて。

交かわし足たりぬ言葉ことば
全すべてを胸むねに押おし止とめ

ただただ願ねがうのは
愛あいした女おんなの幸しあわせか

竹たけノ花はな
咲さけばただ
散ちるまでの身みと聞きけども

その命いのちの在ある限かぎり
どうか生いきてゆけと

その幸しあわせを願ねがえばと
この身みを引ひくも厭いとわずに

ただ小ちいさく深ふかい傷跡きずあとが
いつまでも疼うずいている、嗚呼ああ。

【弥】
遠とおくに消きえるその影かげに、目めが滲にじむ。
彼方かなた去さりゆくはいとし人ひと。

その身みに生うまれた因果いんがを、受うけながら。
この気き持もちだけは換かえ難がたく。

はらり滑すべり落おちる
掴つかんだ幸しあわせの脆もろさに

それでも願ねがうのは
愛あいした男おとこと生いきること

竹たけノ花はな
咲さいてただ
散ちるまでの身みを抱かかえて

誰だれにでなく愛あいを叫さけぶ
共ともに生いきていたいと

ただ幸しあわせを願ねがったが
それでも儚はかなく消きゆるのみ

ただ深ふかい哀あいの終おわらずに
いつまでも遺のこされて、嗚呼ああ。

―どうか わたしの代かわりに、
 どうか 愛あいを伝つたえてと。
―どうか わたしの代かわりに
 どうか あの人ひとと生いきてと。

【求】
遠とおくに探さがすその影かげが、歩あゆみ寄よる。
誰だれよりも近ちかくに寄より添そって。

全すべてを内うちに閉とじ込こめたその瞳ひとみ。
ただ静しずかに刻ときを重かさねて。

愛あいも悲かなしみも
この背せに全すべて引ひき受うけて

我わが子こに願ねがうのは
何なにも背せ負おわずに
生いきること

竹たけノ花はな
未まだ咲さかぬ
その身みだからこそ生いきよと

限かぎり在あるその命いのち
せめて自分じぶんらしく

人ひとの世よに
愛あいだけが
全すべてである筈はずもなければ

ただ一途いちずに幸しあわせに
生いきていけと願ねがう

その幸しあわせを願ねがうなら
どうかその道みちを真まっ直すぐに

ただ深ふかく愛あいを胸むねに秘ひめ
いつまでも願ねがっている、嗚呼ああ。


落日らくじつロマンス
Arrange/Lyrics: RD-Sounds
Vocals: めらみぽっぷ

―遊あそびをせんとや生うまれけむ
―戯たわむれせんとや生うまれけん
―遊あそぶ子供こどもの声こえきけば
―我わが身みさえこそゆるがゆれ

日ひが落おちたら、昇のぼる星ほしの代かわりに。
この身みは、星屑ほしくずの欠片かけら。

凡おおよそ無限むげんの、星屑ほしくずなれども。
アナタの腕うでの中なかでは一番星いちばんぼし。

「あたくしを愛あいして、ください」と。
この名なを穢けがしながら、生いきる。

嘘うそは、得意とくいだと思おもっていたけど。
常つねに、軋きしむ、ココロ。

あとどれだけ愛うそを重かさねれば。
貴方あなたの星ほしになれるだろうか?

夜よな夜よな心こころを殺ころしては。
この身みを星屑ほしくずと散ちらし逝ゆく。

いつか、ねぇ。
どうか、ねぇ。
出で逢あったその時ときは、
せめて、優やさしく。

―綺麗きれいな侭ままで、

―その目めを見みて。

笑わらえたらいいのに…

日ひが落おちたら、灯ともる星ほしの代かわりに。
この身みが、星屑ほしくずの欠片かけら。

綺麗きれいだぁねと、窓まどの外そとにはほら、
季節きせつ外はずれの花火はなびがひとつ。

「今宵こよいもさぁさ、召めしませ」と。
歪いびつなロマンスを、抱かかえ。

もはや、挫くじける意思いしを摩すり替かえて。
縋すがる、どうか、一目ひとめ。

あとどれだけ愛うそと重かさなれば。
貴方あなたの星ほしになれるだろうか?

救すくってくれとも言いえないが。
何なにもかもを捨すてたわけでもない。

それでも、ねぇ。
だけど、ねぇ。
出で逢あったその時ときは、
どうか、容赦ようしゃなく。

―穢きたない身みだと、

―この目めを見みて。

笑わらってくれてよ…

―いつか、出で会あうときがきたら
そのときには、何なんと言いおうか?

―なんて、はじめから、することなど
決きまっているのに。嗚呼ああ。

あとどれだけ愛うそが重かさなれば、
貴方あなたの星ほしになれるだろうか?

嘘うそを並ならべて生いきるだけで、
何なにも変かえられなどしないのに。

それでも、もし貴方あなたに抱だかれたら。
貴方あなたの一番星いちばんぼしになれたら。

そんな、ことを夢ゆめ見みる心こころだけ。
ずっと、ずっと、変かわらない。

だから、ねぇ。
どうか、ねぇ。
出で逢あったその時ときは、
どうか、嗚呼ああ、どうか。

―この名なを呼よんで、

―いつものように。

帰かえれなくしてね。


R.I.P
Arrange/Lyrics: RD-Sounds
Vocals: 中恵なかえ光城みつき

閉とざされた扉ドアが開ひらかれて、放はなたれるもの。
閉とじ込こめられた世界せかいの中なか、迎むかえる末路まつろ。

斯かくも数奇すうきな、
斯かくも奇異きいなる「密室の少女たちラ ク ト ガ ー ル ズ」

―せめて、どうか、安やすらかに。

紅あかく、暗くらく、綴とじた、この図書館せ か いで。
星ほしと、月つきと、廻めぐる、太陽たいよう。

はじめに、閉とじ込こめられていた”太陽たいよう”は。
出口でぐちを探さがしていた。

目め指ざすは、自分じぶんの仲間なかまの下もとへと、至いたる。
外側そとがわの世界せかいへと。

いつしか、その元もとへ辿たどり着ついた”月つき”は。
太陽たいようを放はなとうとした。

己おのれの、居いるべき場所ばしょをめぐって。
ふたりの、物語ものがたりは進すすんでいく。

閉とじ込こめて。次第しだいに、その命いのちを蝕むしばみゆく。
その呪のろいの根源こんげんを、誰だれも知しらない。

閉とざされた扉ドアの向むこうに陽ひが差さし込こむとき。
望のぞんでいた自由じゆうを、その手てにする筈はずだったのに。

寄より添そう月つきに、見み守まもられるように、眠ねむる。

―せめて、どうか、安らかにRequiescat in Pace。

つづきに、太陽たいようの座ざを受うけ継ついだ月つきが。
その身みに、呪のろいを受うけた。

いつしか、その傍そばに”星ほし”が寄より添そっては。
供ともに時ときを刻きざんでいく。

月つきから星ほしへと受うけ継つがれていく宿命しゅくめい。
変かわらぬ根源こんげんだけが静しずかに、ずっと。

閉とざされた扉ドアの向むこうを月つきが照てらすとき。
望のぞんでも居いない自由じゆうを、その手てに押おし付つけられて。

寄より添そう星ほしに、全すべてを託たくしては、眠ねむる。
―せめて、どうか、安らかにRequiescat in Pace。

太陽たいようと、月つきが眠ねむって。
ひとりぼっちになった星ほしが輝かがやく。

ひとりの魔女まじょにひとつの魔法まほう
八やっつ目めの星ほしの魔法まほうが煌きらめく。

閉とざされた扉ドアの向むこうで星ほしが輝かがやくとき。
その自由じゆうは誰だれの手てに渡わたっていくのだろうか?

寄より添そう者ものが、その場ばに居いることを願ねがう。
今いまはただ全すべてを抱かかえて。

閉とざされた扉ドアが開ひらかれて、放はなたれるもの。
閉とじ込こめられた世界せかいの中なか、迎むかえる末路まつろ。

斯かくも数奇すうきな、
斯かくも奇異きいなる「密室の少女たち。ラ ク ト ガ ー ル ズ」

―せめて、どうか、安やすらかに。

[R.I.P]Requiescat in Pace

(※「せめて、どうか、安らかに」に付いた「Requiescat in Pace」はね…本当は他の単語も付いていたけど、ラテン語が全く分からない^^;)

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *